中2「定期テスト振り返り講座」を
実施しました ― 当日の様子
10月16日(金)20:00〜21:30、中学2年生を対象に、英語・数学の振り返り講座を開きました。返ってきた答案をその場で広げ、どこで点を落としたのかを仕分けする90分です。点数を責める時間ではありません。次に取れる点を、生徒自身の目で見つけてもらいました。
テストは、返ってきてからが本番。
講座の冒頭で、いちばん最初に伝えたことです開催データ
- 日 時
- 10月16日(金)20:00〜21:30(90分)
- 対 象
- 中学2年生参加費 無料
- 科 目
- 英語・数学答案用紙を持参
- 参加人数
- 10名
今回の講座は、中間テストの結果を受けて急きょ日程を組んだものです。答案が返ってきた直後、記憶が新しいうちにやることに意味があるからです。1週間も経つと、「なぜこの問題を間違えたのか」を本人が思い出せなくなります。
写真①:開始直後の様子この90分のゴールは、2つだけ
あれもこれも、とやると何も残りません。今回のゴールは最初から2つに絞って伝えました。
- どこで点を落としたかを分ける「できなかった」で終わらせない。「わからなかった」のか、「時間が足りなかった」のか、「わかっていたのにミスした」のか。この3つは、次にやるべきことがまったく違います。
- 次にやることを1つだけ決めるたくさん決めても続きません。今日は1つだけ。いつやるかまで決めて、紙に書いて持って帰ります。
裏を返せば、点数の話をする時間ではありません。今回できなかったところは、次に取れるところです。だからこの日は、「次に取れる点」を自分の目で見つけにいく時間にしました。
当日の流れ
- 20:00 自分でふりかえるまず自分で、今回のテストを思い出して書きます。いつから勉強を始めたか、いちばん時間を使ったのは何か、しんどかったのはどこか。正解のない質問ばかりです。
- 20:10 振り返りシートに3色で記入英語・数学の答案を見ながら、間違えたところを3色のペンで振り返りシートに書き出していきます。この日の中心となる作業です。
- 20:20 「あと何点とれた?」を計算自分が取り返せたはずの点数を、実際に足し算して出します。
- 20:30 英語 ― 単語と読解のポイント単語の覚え方と、長文を読むときの着眼点を確認します。
- 21:00 数学 ― 解き直し+もう1問間違えた問題を解き直し、さらに似た問題に挑戦します。
- 21:30 次にやることを1つ決めるカードに書き、自習に来る日もその場でカレンダーに記入します。
まちがいを、3つに分ける
この講座の核心部分です。やることはシンプルで、答案を見ながら振り返りシートに、それぞれの色のペンで記入していくだけ。間違いを3種類に分けます。
赤 ― わからなかった
そもそも習ったことが身についていなかった問題。
→ やり直しが必要なところ
黄 ― 時間が足りなかった
解けたはずなのに、たどりつけなかった問題。
→ 解く順番を変えれば取れる
青 ― ミスした
わかっていたのに書きまちがえた、計算をまちがえた問題。
→ いちばんもったいない
どの色が多いかで、次にやることは変わります。赤が多い生徒と、黄・青が多い生徒では、やるべきことがまったく違うのです。「とにかく勉強時間を増やす」という対処では、黄や青は減りません。
「あと何点、とれた?」
仕分けが終わったら、黄色と青の配点を足してもらいました。
講座では、だいたい15〜25点という数字が出ることをお伝えしています。
これは「まぐれで取れたかもしれない点」ではありません。もともと自分が解けた問題を、取りこぼしていただけです。いまの点数にこれを足したものが、次のテストで本当に狙える点数になります。目標は、ここから決めてもらいました。
「次は80点を目指そう」と大人が言うのと、自分で足し算して「あと18点は取れたはずだ」と気づくのとでは、そのあとの動き方が違ってきます。
英語 ― 単語の覚え方と、読解の着眼点
今回のテストでは、長文で時間が足りなかった生徒が目立ちました。ただ、原因は「読むのが遅いこと」そのものではありません。単語と文の構造があいまいなまま読み進めるから、同じところを何度も読み返すことになるのです。この日は、3つのことを伝えました。
- 単語は、品詞とともに覚えるこれは名詞なのか、動詞なのか、形容詞なのか。意味だけを丸暗記すると、文の中に出てきたときに役割が分からず、訳せません。品詞をセットで覚えておくと、初めて見る文でも構造が見えてきます。単語の覚え方そのものを、その場で変えてもらいました。
- 読解では、代名詞と接続詞に注目するit や they が何を指しているのか、but や because が前後をどうつないでいるのか。ここを押さえるだけで、文章全体の流れがつかめます。設問もこの2つに関わる箇所から問われることが多く、印をつけながら読む練習をしました。
- 自習では、1文ずつ分析する作業を惜しまない長文の練習というと、とにかく問題数をこなしがちです。しかし力がつくのは、一つひとつの英文を細かく分析する作業のほうです。主語はどれか、動詞はどれか、この代名詞は何を指すか。時間はかかりますが、この手間を惜しまない生徒が、結果として速く読めるようになります。
3つめは、家に帰ってからの自習で効いてくる部分です。「長文を何問解いたか」ではなく、1文をどれだけ丁寧に見たか。ご家庭でも、そこを見てあげていただけたらと思います。
数学 ― 解き直して、もう1問
数学は「できるようになったかどうか」が、次の1問ではっきりします。3ステップで進めました。
- 赤の問題を、もう一度解く答えを見る前に、まず自分で。どこで止まるかを確かめます。
- 解き方を確認するどこまではできていて、どこから分からなかったのかを、はっきりさせます。
- 似た問題を、もう1問やるここで解けたら本物です。解けなければ、その単元はまだ途中ということ。解き直しだけで終わらせないのが、この講座のこだわりです。
次にやることを、1つだけ決める
最後の10分は、次の定期テスト(11月24日・25日)に向けて、やることを1つだけ決める時間にしました。決め方のコツは3つです。
- 「がんばる」はダメ。何をやるか書く気持ちは計画になりません。行動に落とします。
- 1日でできる量にする5分でも構いません。続く量であることが条件です。
- いつやるかまで決める時間が決まっていない予定は、実行されません。
×英語をがんばる
○毎日、寝る前に単語を10個
○水曜に自習へ行って、数学のワーク2ページ
ワークシートに書き込んでいる様子
生徒の声
本番で解けなかった問題も、解説を聞いてからだと解くことができた。
Hさん英語の長文の読むときのコツがいまいち分からなかったけれど、注目すべきポイントを絞って教えてくれた。早速実践してみようと思う。
Fさん
次の定期テストは11月24日・25日
振り返りが終わった今が、次のテストに向けていちばん動きやすいタイミングです。何をやればいいかが、すでに本人の中で言葉になっているからです。
- 次回テスト
- 11月24日(火)・25日(水)学校により日程が異なる場合があります。
- 自習
- ふだんから週1〜2回のご利用をおすすめしていますこの日、生徒は自習に来る曜日を自分で決めました。
- ご相談
- お電話または公式LINEから今回の講座に参加していないお子さまのご相談も承ります。
「うちの子の答案も見てほしい」「次に何をやればいいか分からない」
——ご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
公式LINEからもご相談いただけます。

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